東映京都撮影所の事を書いてある本「あかんやつら」春日太一ラジオで評判になっていたので読みました。傑作です。7年間インタビューして3年は文章推敲してたそうです。親方読むべしです。
力は山を抜き 気は世を覆う様な俳優や監督をプロデューサーのマキノ光雄や岡田茂はその人のいい所を映画の中で発揮させるのですからすごいです。
当時の俳優や映画知らなくても、これは、読ませます。
もう一つは立川談志の弟子の立川生志が書いた 「ひとりブタ」
師匠を尊敬していたけど、彼のある仕打ちに正直殺意を感じた事を赤裸々に重くなり過ぎなくかいてありました。落語中興の祖立川談志を知る上で最高の資料になると思います。
立川笑志から立川生志に改名することを、と談志に承知してもらうところが一番の見せ場になりますが、この生という文字には凄い意味がある様に思いました。
僕の勝手な生の文字の解釈は死んでも止めないです。