熊本県の北部に位置する山鹿市は、菊池川流域をはじめ豊かな自然の恵みを受け、
装飾古墳群などが示すように古くから自然・文化・風土と調和しながら地域コミュニティ
を形成してまいりました。
近年においては、地方都市である当市にとっても、少子高齢化の進展や情報通信の
高度化、環境問題の配慮などの社会の大きな変化とは無縁ではなく、このような構造
的な変化に地域経済はいっそうの対応が求められるようになりました。
このような変化に対応し活力ある地域の再生を考えるにあたり、国政の視点から
地域が自ら考え、自ら行動する地域再生への取り組み等について国土交通副大臣
（参議院議員）岩井國臣氏を、またこれからのＩＴ環境が地域社会にどのように関わっ
て来るのか等についてＩＴコンサルタントの桃知利男氏を、国指定重要文化財である
八千代座にお迎えして、地域再生フォーラムを開催する運びとなりました。
地域再生の取り組みは、大変困難な作業であると言わざるを得ないかも知れませ
ん。しかし、一人一人が自らできることを、情熱的に夢を見て理性的に考えながら、
着実にそして継続的に、その目標に向かって進めることが、当市の飛躍への助走に
なると確信しています。
この度のフォーラムを開催することにより、地域コミュニティや地域社会、地域経済
の活性化のお役に立てれば幸いです。
地域再生フォーラムin山鹿実行委員会
